コンドロイチンが不足すると

体内でコンドロイチンが不足してくると、いろいろな症状を引き起こします。食事で摂った栄養素は、腸から血管に入り、コンドロイチンとコラーゲンの層を通過しながら各細胞に届けられる、という仕組みになっています。コンドロイチンとコラーゲンの層がやわらかさを失っていると、栄養素は通過時に各細胞にしっかり行き渡らず、体の細胞を老化させてしまうことになります。コンドロイチンとコラーゲンの層を通過するのは細胞にある老廃物も同じで、その後排出されます。それでコンドロイチンの不足は、体全体の新陳代謝を悪くすることにつながります。コンドロイチンが足りていないと、軟骨はその弾力性、保水性を失い、それで関節痛を起こすことにもなるのです。コンドロイチンは成長期は体内でも生成されているのですが、25歳をピークにコンドロイチンの体内生成量はだんだんと下降していきます。コンドロイチンの体内生成量が低下してくると老化が始まり体のあちこちにトラブルがおこってくるのです。コンドロイチンが不足しているかどうかは、耳を触るとわかります。本来とてもやわらかい外耳は、軟骨でできていますが、この外耳が硬いとしたら、それはコンドロイチンが不足していることが原因なのです。肌だけではなく、頭皮や関節など全身の老化に影響を及ぼすのがコンドロイチンの不足です。自分なりに普段から意識してコンドロイチンの不足をチェックしてみて、早めの対策で体のトラブルを未然に防ぎましょう。