豆乳は、今ヘルシーなドリンクとして大人気ですが、その理由は何でしょうか。豆乳の原料は大豆ですから栄養素も豊富なので健康サプリメントとして人気なのです。血中コレステロール値を下げることができる豆乳は、心臓病の予防をすることができる良質のたんぱく質を含んでもいます。豆乳に含まれている大豆イソフラボンは、女性ホルモンのような力を発揮し、更年期障害を緩和するといわれています。また豆乳に含まれる大豆オリゴ糖は便秘解消効果を持ち、大豆サポニンは脂肪の蓄積を防止するなど、女性の身体にとっていいことばかりの栄養素が含まれた健康サプリメントといえます。そもそも豆乳は豆腐が固形化する前の乳状の液体であり、それには無調整豆乳・調整豆乳・豆乳飲料の3種類があります。大豆固形分が8%以上含まれるのが無調整豆乳と呼ばれ、味付けはありませんが、豆乳の中で最も濃いものです。大豆固形分が6%以上なのが調整豆乳で、塩分や糖分で飲みやすいように味付けされています。豆乳飲料はコーヒーや果汁などが加えられ、豆乳が苦手な人にも飲みやすく仕上げられています。豆乳が持つ独特なにおいが気になって飲めない人でも、豆乳飲料であれば大丈夫でしょう。含まれている栄養素から言うと、3つの豆乳の中でも最もたくさんの栄養素を含んでいるのは無調整豆乳です。コップ1杯分で1日に必要な大豆イソフラボンが摂取できるとも言われています。